実はGoogle アナリティクスGA4の設定は終わってない?refferalなどした方が良い設定ということで、今回のブログはGA4の設定後にやっておいた方が良い設定を3つお伝えします。
以下の3つはGoogleアナリティクスGA4の設定とは別に自分で設定が必要になります。
- データ保持期間の延長設定
- Google サーチコンソールとの連携設定
- referrerの設定
「なぜ設定が必要なのか」も合わせて記載しておりますので、ご参考ください。
また、自分に必要なさそうであれば、特に設定しなくてもかまいません。
それでは行きましょう
データ保持期間の延長設定
なぜこの設定が必要なのかといいますと、まずデフォルトの設定が2カ月間しか保持しない状態になっているためです。
この設定をしないことでどこに影響があるかといいますと、Google アナリティクスGA4には標準レポートと探索レポートといくつかレポートがあるのですが、この「探索レポート」に影響があります。
標準レポートは通常のアナリティクスで見るレポートで、探索レポートはカスタマイズができるレポートです。標準レポートへの影響ではないとは言え、探索レポートをいざ使いたいと思ったときに、設定が2か月間のままですと、知りたい情報を得ることができない可能性がありますので、設定を14か月に変更します。
設定変更の仕方
Google Analytics管理画面から設定していきます。
設定手順は以下の画像のように、「歯車アイコン(管理)」 → プロパティ内の「データ設定」 → 「データ保持」の順にクリックしていきます。
データ保持画面を開きましたら、イベントデータの保持を「2か月」 → 「14か月」に変更し、保存ボタンをクリックします。
これで、データ保持の期間延長設定は終了です。
Google サーチコンソールとの連携設定
続きましてはGoogleサーチコンソールとの連携設定です。
Google サーチコンソールの重要なポイントは、どんな検索キーワードでWebサイトに流入があったのかを知ることができるところにあります。
そのため、どうしてこの記事のアクセスが多いのか等の分析にも役立ちますので、GA4の設定をしたタイミングで一緒に設定しておくと良いです。
設定方法
「歯車アイコン(管理)」 → 管理画面上で下にスクロール → プロパティ内の「Search Consoleのリンク」をクリックします。
ここからは画像がなくて申し訳ございません。(登録済みのため、設定用の画像が取れませんでした。)
Google アナリティクスのヘルプを参考に記載いたします。
Google アナリティクスヘルプ参照
- リンクの表で [リンク] をクリックします。
- 1 つ以上の Search Console プロパティの確認済みオーナーである場合は、[管理する Search Console プロパティにリンク] の行で、[アカウントを選択] をクリックし、プロパティをリンクするアカウントを選択します。
- [確認] をクリックします。
- [次へ] をクリックします。
- サイトのウェブデータ ストリームを選択します。
- [次へ] をクリックし、設定を確認および送信します。
設定ができますと、画面にはこのように登録されます。
referrerの設定
UAの時にはreferrel(外部サイトからの流入)はURLが表示されていました。
GA4では設定をしないと、URLまで表示してくれません。
そのため、別途設定が必要になります。
設定方法
「歯車アイコン(管理)」 → プロパティ内の「カスタム定義」をクリックします。
「カスタムディディメンションを作成」ボタンをクリックします。
- 「ディメンション名」を入力
- 範囲はイベントを選択
- 説明を入力(任意)
- イベントパラメータには「page_referrer」を選択
入力が完了しましたら、「保存ボタン」をクリックします。
下図は登録済みのものになりますが、イメージです。
以上で終了になります。
まとめ
今回は実はGoogle アナリティクスGA4の設定は終わってない?refferalなどした方が良い設定をお届けしました。UAで使っていた時のものがGA4でもそのまま使えるように設定してくれるのかというとそうではないようですね。
UAを使っていた時、「GA4は使いづらそうだな…」と思っていましたが、慣れてくると結構便利な機能が多くちゃんと進化しているんだなって思いました。
今回の記事が参考になりましたら幸いです。
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